早期アルツハイマー型認知症診断支援システム(VSRAD)

VSRAD(ブイエスラド)について

早期アルツハイマー型認知症診断には、MRI検査画像を用いた『VSRAD』が有用

アルツハイマー型認知症では、内側側頭部(海馬・扁桃・嗅内野の大部分)の萎縮が最も早く起こることが判明しています。従って、内側側頭部(下の画像)の画像診断を行うことで、早い段階から積極的な治療を開始することができます。
結果としてアルツハイマー型認知症の進行を遅らせることができる可能性があります。
当院では、MRI検査を用いた早期アルツハイマー型認知症の診断支援システム『VSRAD』の検査が可能です。

VSRAD検査でよくあるご質問

Q.VSRAD検査とは、どのようなMRI検査なのですか?

A.MRIを用いて海馬傍回付近における脳の萎縮の度合いを検査するものです。

Q.なぜ海馬傍回付近をみるのでしょうか?

A.アルツハイマー型認知症では、海馬傍回付近の委縮が最も早期にみられるためです。

Q.どのように脳の萎縮をみるのでしょうか?

A.MRIで撮影した頭部の画像データと、あらかじめ用意しておいた健康な脳の画像から作ったデータをコンピューターで照合・解析し、脳の萎縮の度合いを測ります。海馬傍回付近は非常に小さく、目で委縮を確認することが難しいのですが、VSRADではコンピューター解析により確認できます。

VSRADによる画像診断は補助検査であり、アルツハイマー型認知症診断の基本は『症状と経過』で、臨床情報をもとにした医師の総合的な判断が必要です。